大学編入

僕は大学編入を通して人生に通ずる沢山の大切なことに気づけました。当記事が大学在学中に編入をご検討されている方のお役に立てれば幸いです。私は福岡大学理学部応用数学科(私立大学)に3年次終了時まで在籍し、その後北九州市立大学の外国語学部英米学科へ3年次編入をしました。つまり大学には合計で5年間通っています。

大学編入がいい選択か、悪い選択か、一言では語れません。

当記事では4つのカテゴリーに分けて編入について触れます。

▽理系から文系
▽親との葛藤
▽単位
▽友達

▽理系から文系

まず何と言っても僕の編入が特殊だったのは「理学部応用数学科」から、「外国語学部英米学科」に変えたこと、つまり理系から文系に変えたことです。僕は高校時代から数学が大好きでただそれだけで大学を選びました。良い悪いは別として、当時自分には他の選択肢が見つからなかったからです。1番人生で接している職業は「先生」で自分も数学の先生にでもなろうかな?そんな風に安易に考えていました。そんな曖昧な気持ちで大学3年間を福岡大学で過ごしました。

大学3年生になった頃、大学に「English Plaza」という外国人の先生と英語で話せる場所があることを知り、そこに入り浸るようになりました。約1年間、週に3〜4日、毎回2時間は英語を話していました。今思えば始めた頃は本当に拙い英語だったと思いますが、1年後には伝えたいことはだいたい伝えられる英語力が身についていました。このEnglish Plazaをキッカケに英語が大好きになり、真剣に勉強して、1年後には北九州市立大学 外国語学部 英米学科に3年次編入することができました。中学生時代に諦めてしまったサッカーに代わってようやく好きなものに巡り合えたような気がしました。
 
数学科で数字をひたすら見続ける3年間に確かに価値はありました。ありとあらゆるものを考えるときに自分の中には「数字で見る」という物の見方が加わりました。こういうと、きっとこう考える方もいると思います。「数学科にいても英語は勉強できるよ。」と。確かにそうだと思います。でも自分が数学科在学時に大学編入の勉強をしてみたからわかりますが正直しんどかったです。
 
僕は3月に編入を決意して9月までの6ヶ月間、学校に通いながらアルバイトもして、英語を勉強していました。多くの編入生は「外語専門学校」から編入するため「学校に行く時間」=「英語を勉強する時間」ですが、僕は理系の大学に在籍しつつ文系への編入だったため、学校外の時間からどうにかその学習時間を捻出しなければいけませんでした。
 
そして今でこそ、英語を話せるし、読めますが当時の自分の英語力は壊滅的でした。写真を見て欲しいのですが、2013年9月の時点(大学の編入試験からちょうど1年前)ではTOEICスコア500でした。
 
 
 
そして死ぬ気でやって、2014年9月で795を取りました。
 
 
 
約300点をちょうど1年間であげきりました。だから総じて伝えたいことは理系から文系に編入することは本当に容易いことじゃないということです。でも乗り越えることで得られる物は非常に大きいです。自分では「二刀流」だと思っています。一つの分野を学ぶより、遥かに多角的に物事を見る事ができるようになりました。

▽親との葛藤

英語の勉強は確かに大変でした。でもブッチャケ1番大変だったのは親との葛藤だったと思います。これは精神的にくるヤツ…!笑 まず何で就職が有利な「理系」から、「文系」に変えるのか?と。特に最初のうちは父からは許可がおりませんでした。
 
当然ではありますが、こうも言われてしましました。「1年分余計にお金がかかるんやぞ?自分で払うんか?」と。正直、学生の僕にはこれが1番心に突き刺さりました。ある時のことを思い出しました。中学一年生の時に足を立て続けに骨折してしまって親に経済的な負担を掛けてしまい、同時に自分の大好きなサッカーも同時に失ってしまったことを。経済的事情を考えず、自分勝手にしたいことをしようとしている自分。やっぱ編入辞めとこうかな。そんな時もありました。
 
でも考えて考えて考えて、決断を下しました。
・親にかける負担を少しでも減らそうと、国公立大の英語科を受けること。
・親に最低限自分の誠意を見せるために納得できるスコアを出すこと。
 
ここが僕のミッションになりました。その後も親とは沢山喧嘩をしましたが、なんとか学校に行かせてもらえました。すごく感謝しています。
 

▽単位

在学してからもこれがまたキツイ…。僕は理学部応用数学科で単位を80単位ほど取得しました。でも英米学科に編入して、引き継げる単位はたった30単位
大学3年次後期でも55単位しかありませんでした。一般的な大学生は4年次に卒業論文が残っている程度ですが、僕の場合は状況的に4年生でさえもフル単位詰めて取らなければならなければ卒業できませんでした。
 
当時はこんな思いに押しつぶされそうでした。卒業しきれば、両大学を出て文系・理系の二刀流かもしれない。でも二刀流だとかカッコいい言葉は並べましたが、もし卒業し損ねればただ親に迷惑を掛けるだけです。

▽友達

散々ここまで苦労だとか、葛藤だとかの話をしましたが、ようやく明るい話ができそうです!笑 編入してよかったことは沢山の仲間に恵まれたこと。福大時代は大学の友人はもちろんのこと、博多や天神で遊ぶことも多々ありました。北九大にきて、編入仲間や小倉で遊ぶ友達も少しずつできていきました。編入のメリットはコミュニティーが圧倒的に広がること、これが大きかったですね。
 
個人的にですが、
・理系の人が考えること
・文系の人が考えること
がわかるようになりました。
これはちょっと面白いです。

最後に

最初に編入を通して「人生に通じるものがある」と書きました。それは編入を「逃げ」として使うか、「攻め」として使うか。編入がいいか悪いかなんてありません。でもその決断において、編入を人生の武器として捉えることが大切です。

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alkpanacks

Because my passion is planning things, learning English, and meeting new people. I host international events with people from different countries people.